部長に就任しました小池康多郎です。
今日ここでみなさんに何を伝えるのか、なんで私が部長になったのか、ずっと考えていました。そして思いついたのがこのスローガンです。
SWITCH、何かをしていて、急にやる気が出てきたりしたときに「SWITCHが入った」などといいますよね。そのSWITCHです。
人は人生のいろいろな場面でSWITCHが入るものだと思います。
たとえば、結婚している方はなぜ今の奥さんを選んだのか思い出してみてください。
私の中の青年部のSWITCHが入ったのは、昨年一昨年と出場した主張大会の時です。
私は本当は人前で話をするのが苦手です。
そして出場した予選会で負けてしまいました。普通なら、無理やり出場させられた主張大会でしかも負けてしまい、とてもみじめな落ち込んだ気持ちになるところです。
しかしそのとき、私の中には、達成感、満足感、安堵感などが入り混じった、今までの青年部活動では味わったことのない、不思議な感覚に包まれていました。その感覚をもう一度味わいたくて、翌年も主張大会に出場し、期待以上の成果を収めることが出来ました。
そして、私が部長に決まった時に、まず思ったのは、あの素晴らしい気持ちを一人でも多くの部員に感じてもらいたいということでした。
しかしこの気持ちを味わってもらうためには、どうしても越えなければならない壁があります。それは今の自分です。
選手に選ばれたあの時、「僕には無理です」と断っていたら、自分の枠に閉じこもっていたら、今の私はなかったでしょう。
そして、みなさんも心の中にある青年部のSWITCHを入れて、自分という壁を超えたとき、越えることが出来たとき、今まで味わうことのなかった達成感を感じることができるはずです。
私は自分の部長としての使命を、皆さんの中にある青年部SWITCHをいっしょに探すことだと思っています。
そのために私は部長の職務を精一杯全うしたいと思いますので、まずはこの一年どうぞよろしくお願いします。